TOS会員各都市で行われている最近の特色ある街路事業を事業別に紹介します。
				街路整備
				�� 自治体 対　　象 備　　考 01 青森県八戸市 売市烏沢線 街路整備 02 山形県山形市 美畑天童線 街路整備（積雪対策） 03 広島県広島市 駅前吉島線 街路整備（橋りょう） 04 神奈川県横浜市 環状２号線 街路整備（環状線） 05 静岡県浜松市 中ノ町都田線 街路整備 06 福岡県北九州市 都下到津線 街路整備 07 静岡県静岡市 丸子池田線 街路整備（橋りょう） 08 神奈川県横浜市 鴨居上飯田線 街路整備（橋りょう） 09 愛媛県今治市 鳥生大浜八町線 街路整備（立体交差） 10 宮崎県宮崎市 下北方通線 街路事業（立体交差） 11 千葉県千葉市 美浜長作町線 街路事業 12 神奈川県横浜市 横浜市　磯子区 街路事業 13 京都府京都市 葛野大路（四条通〜御池通） 街路事業
				八戸市　　吹上地区 対 　象： 都市計画道路3･4･20号 売市烏沢線（街路事業） Ｌ＝700ｍ　Ｗ＝20ｍ 期　 間： 平成2〜15年度 事業費： 約27億円 この道路が開通した事により、市中心部への交通流入量の分散が図られ、交通渋滞の緩和に貢献しております。市街地の工事ということで、事業費の大半が用地費･補償費に費やされ、事業期間も長くなりました。 また、道路予定地に由緒ある「樅(もみ)の大木」があったため、この処理についてマスコミをも巻き込んでの議論が交わされましたが、結局は伐採の方法が採用となりました。 問合せ先：八戸市建設部道路建設課 　　　　　　 0178−43−2111（内線311）
				山形市　八日町地区 対 　象： ３・４・８　美畑天童線 道路改築　幅員18m延長683m 期 　間： 平成8〜16年度 事業費： 約18億円 中心市街地を結ぶ重要な幹線道路交通の円滑化と多くの学校の通学路であることから，交通の安全と都市防災機能の強化を図るため事業実施をしています。平成１４年度は２８４ｍが完成し，供用を開始しました。現在は残区間施工を実施しています。 車道は排水性舗装を施し，歩道は隣接する高校のイメージカラーに合わせたカラー舗装とし，積雪寒冷地に対応した無散水消雪工法（井戸水を汲み上げ，歩道下を循環させ再度井戸水を地下に戻す工法）を取り入れており，環境に人に優しい道路となっています。 問合せ先：山形市都市開発部都市計画課 　　　　　　 023-641-1212
			広島市　南区 対 　象： 3・１・305号駅前吉島線 （駅前大橋架替（街路事業）） 期 　間： 平成3〜12年度 事業費： 約60億円 駅前大橋は、広島市の玄関であるJR広島駅南口の一級河川太田川水系猿猴川に架かる橋りょうです。 旧橋は戦災復興事業により昭和31年8月に開通しましたが、交通量の増大に伴う交通渋滞や橋本体の老朽化が顕著になったことから、広島駅南口地区市街地再開発事業や同地下広場整備事業による都市機能の更新にあわせて架橋事業を実施しました。 架橋にあたっては、橋りょう幅員を30mから50mに拡幅し、車線数も6車線から11車線に増やすとともに、幅員6mの歩道と河岸緑地への動線に配慮した3mの袖歩道を設置し、ゆとりある交通空間を創出しています。 この整備により、新しい駅前大橋は交通の円滑な処理に貢献するとともに、人々の憩いの場としても親しまれています。 問合せ先：広島市道路交通局道路部街路課 　　　　　 　082-504-2373
			横浜市 磯子区、港南区、戸塚区、保土ヶ谷区、旭区、神奈川区、港北区、鶴見区 対 　象： 都市計画道路環状２号線 期　 間： 昭和48〜12年度 事業費： 約3,200億円 都市計画道路環状２号線は平成13年3月に本線の24.5kmが全面開通し、主要地点間の走行時間の短縮や都心部渋滞ポイントの混雑緩和などが図られました。 また、当該事業は平成13年度の全国街路事業促進協議会主催の第13回全国街路事業コンクールにおいて国土交通大臣賞を受賞しました。 問合せ先：横浜市道路局調整部企画課 　　　　　　 045-671-2777
			浜松市　新津工区630m・船越工区350m 対 　象： ３・３・３　中ノ町都田線 期　 間： 平成2〜15年度 事業費： 約48億円 浜松市の東側，新天竜川橋（国道１号線）を起点に浜松テクノポリス都田地区にアクセスする幹線道路で，馬込川に架かる船越橋より西へ延長９８０ｍ区間です。 都市計画上では，放射道路に位置付けられており，平成１９年度に完成予定である新天竜川橋拡幅による通過車輌の増大に対応する路線として整備を進めてまいりました。 整備完了によって，交通の混雑緩和が図られると共に東西の一体的な発展が期待されています。 問合せ先：浜松市　土木部　街路課 　　　　　　 053-457-2376
				北九州市　小倉北区 対 　象： 3・3・160号都下到津線 （街路事業） 期 　間： 平成7〜15年度 事業費： 約170億円 都市計画道路都下到津線は、国道3号戸畑バイパスと都市高速道路1号線の下到津ランプ、県道下到津戸畑線及び市道愛宕下到津1号線を結ぶものです。 本路線の整備により、交通の分散を図り小倉都心部の交通ネットワークの形成（円滑な交通流の確保）、小倉都心と黒崎副都心の走行時間短縮、及び都市高速道路１号線へのアクセス強化を図るものです。 問合せ先：北九州市建設局道路部道路整備課 　　　　　　 093-582-2279
			静岡市　東新田一丁目〜緑が丘町地先 対　 象： 丸子池田線（静岡大橋�U期線） 橋梁整備事業（街路事業） 期 　間： 平成14〜18年度 事業費： 約49億円 １級河川安倍川の駿河湾河口より約3km上流に架かる静岡大橋は、市街地における安倍川断面の東西自動車交通の分散化を図るため、平成4年10月に暫定2車線（河川内橋脚は4車線一体型）で供用開始し、10年以上が経過しました。 この間、都市計画道路丸子池田線の整備が進み、当大橋を挟む3.8kmの区間が、平成17年3月に全線供用開始の見込みとなりました。 この整備進捗に合わせ、静岡大橋の４車線化を図るため、平成15年度に工事着手しました。完成は平成18年度の予定です。 これにより、�T期線供用後から14年の歳月を経て、“川上の壮大な劇場＝ギャラクシー”が完成します。 問合せ先：静岡市都市計画部街路課 　　　　　　 静岡大橋建設室　 　　　　　　 054-221-1218
			横浜市 都筑区 （ つづき ） 池辺町 （ いけべ ） 〜 緑区鴨居 （ みどりくかもい ） ５丁目 対　 象： 都市計画道路鴨居上飯田線（鴨居地区） 期 　間： 昭和63〜15年度 事業費： 約170億円 都市計画道路鴨居上飯田線（鴨居地区）の鶴見川及びＪＲ横浜線を跨ぐかもいけ鴨池大橋を含めた約760mが平成15年10月1日に開通しました。鴨池大橋は延長約130m、高さ約20mのアーチ橋で、地域のランドマーク的建造物となっています。橋りょうの名称については関係区民から公募を行い、地元関係者等で構成する名称選定委員会で決定しました。 問合せ先：横浜市道路局調整部企画課 　　　　　　 045-671-2777
			今治市 立花地区 対 　象： 鳥生大浜八町線道路改良事業 期　 間： 昭和50〜平成15年度 事業費： 約84億円 今治市道 鳥生大浜八町線は今治港鳥生地区と国道196号バイパスを結ぶ主要幹線道路として昭和50年事業に着手し、今回の事業区間である第三工区（732m）の完成により、すでに供用中の区間と合せ、延長 2,925m基本幅員25mの路線です。 本路線の途中にはJR軌道が横断しており、軌道との交差にはJR跨線橋を整備し本線高架とし、また、既存の踏切廃止に伴い、農耕車等の通行の機能回復のため、アンダーパスによる側道を並行整備しました。オーバーパスとアンダーパスの並行整備により、本線高架の通行を妨げることなく、近隣住民と隣接する田畑への農耕車等の往来を可能としています。 本路線の整備に伴い、市民の利便性の向上はもとより、交流拠点都市としてふさわしい都市基盤の整備に大きな役割を果たすものです。 問合せ先：今治市道路建設課　0898-36-1564
				宮崎市南花ヶ島町 対　 象： 3・3・25号下北方通線（街路事業） 期 　間： 平成7〜15年度 事業費： 約43億円 下北方通線は当市の内環状道路の一部を担い、市北部の一ツ葉地区の観光・リゾート拠点（シーガイア）と生目の杜運動公園のスポーツ拠点を結ぶ重要な幹線道路で、本事業は本路線の最後の整備区間（延長約440ｍ）として、ＪＲ日豊本線及び旧国道と立体交差する道路改築（跨道橋）等を実施したものです。 この整備により、当市北部の市街地における東西交通の円滑化と都心部通過交通の分散による交通の混雑緩和が図られるとともに、ＪＲ日豊本線により分断されていた東西地区の一体的な発展が期待されます。 問合せ先：宮崎市都市整備部市街地整備課 　　　　　　 098521-1812
				千葉市　　美浜長作町線 対 　象： 都市計画道路美浜長作町線街路事業 期　 間： 平成4年度〜平成19年度 （立体交差部L=1.3kmは平成16年7月28日供用開始） 事業費： 約162億円 本路線は、臨海部の幕張新都心・メッセと内陸部の京葉道路武石IC及び千葉県の北西部（八千代市・柏市）方面を結ぶ主要幹線道路である。 本事業は、JR総武本線及び京成電鉄千葉線との立体交差化（アンダー）を含む当該区間の整備により、ボトルネック踏切（第２木下街道踏切、京成幕張本郷第２号）を解消し、臨海部と内陸部の連絡を強化するとともに、周辺及び広域交通の円滑化に大きく寄与するものである。 なお、立体交差区間（L=1.3km)は平成16年7月28日に供用を開始した。 問合せ先：千葉市建設局道路部街路建設課 　　　　　　 043-245-5344
				横浜市　　磯子区 対 　象： 環状２号線屏風ヶ浦バイパス （旧名称：森支線）【街路事業】 期　 間： 平成11〜16年度 事業費： 約210億円 屏風ヶ浦バイパス（旧名称：環状２号線森支線）は、環状２号線と高速湾岸線・国道３５７号を直接結ぶ道路として、平成17年3月に開通しました。 この道路の完成により、屏風ヶ浦交差点や周辺交差点の交通混雑が緩和するとともに、交通利便性の向上が図られました。 問合せ先：横浜市道路局計画調整部企画課 　　　　　　 045-671-2777 関連HP： http://www.city.yokohama.lg.jp/doro/plan/policy/kansen/kan2/mori-shisen/
				京都市　　葛野大路（四条通〜御池通） 対 　象： 葛野大路（四条通〜御池通） 期　 間： 平成2〜16年度 事業費： 約110億円 葛野大路は京都市西部地域を南北に貫く幅員２７ｍの主要幹線道路であり，この度の事業L=７９５ｍ（四条通〜御池通）の完成により，南区吉祥院の国道171号から右京区太秦安井の太子道通までが供用済みとなりました。 今回の事業区間では，電線類を地下に埋設することで，美しいまちづくりと安全で快適な歩行者空間を確保するとともに，災害時におけるライフラインの防災機能の向上を図っています。また，歩道部分は透水性インターロッキングブロック舗装，車道部分は排水性舗装とし，環境と安全に配慮した舗装を採用しました。 問合せ先：京都市建設局街路部街路建設課 　　　　　　 075-222-3577 関連HP： http://www.city.kyoto.jp/kensetu/gairo/ gairoken/index.html